出雲駅伝とは

 平成元年の10月(神在月)、八百万の神々が集う「出雲」の地で産声をあげた「出雲全日本大学選抜駅伝競走(出雲駅伝)」は、「全日本大学駅伝」「箱根駅伝」と並び、大学三大駅伝として、また、駅伝シーズンの幕開けを飾る大会として、毎年「体育の日」に開催しています。
 出雲駅伝の最大の特徴は「高速駅伝」であること、学生としてグローバルな世界観の構築のために海外の大学を招待(第3回大会時にサンフランシスコ州立大学、上海体育運動技術学院、第10回大会から現在まで、アメリカ・IVYリーグ選抜チーム、第14回大会時に韓国大学選抜チーム)していることなどにあります。
 第1回大会は、「平成記念出雲くにびき大学招待クロスカントリーリレーフェスティバル」の名称で開催し、次走者への引継ぎは、タスキではなくボディータッチで行うものでした。
 第2回大会からタスキで引き継ぐことになり、名称も「出雲くにびき全日本大学招待ロードレース大会」に変更し、第6回大会からは「出雲全日本大学選抜駅伝競走」に名称変更。
 そして、第10回大会からは、スタート地点を出雲大社正面鳥居前に、第13回大会からは、フィニッシュ地点を現在の出雲ドーム前に変更。第21回大会でも平田地域のコースを一部変更し、現コースに至っています。
 また、「出雲駅伝」の略称は、第19回大会に愛称化され、翌20回の記念大会から正式略称となりました。
 平成21年には、20年の歩みを振り返り、出雲駅伝20年史を発刊しています。

平成 元年(1989) 平成記念出雲くにびき大学招待クロスカントリーリレーフェスティバルの名称で、第1回大会を開催(10月10日 8:40スタート)
 スタート:浜山公園陸上競技場
 フィニッシュ:浜山公園陸上競技場(6区間:42.6km)
1区 浜山公園陸上競技場~出雲市役所( 6.0km)
2区 出雲市役所~斐川町立中部小学校( 7.7km)
3区 斐川町立中部小学校~平田市教育会館( 5.3km)
4区 平田市教育会館~平田市役所( 5.3km)
5区 平田市役所~鳶ケ巣城前( 7.0km)
6区 鳶ケ巣城前~浜山公園陸上競技場(11.3km)
平成 2年(1990) 出雲くにびき全日本大学招待ロードリレー大会に名称変更
平成 6年(1994) 出雲全日本大学選抜駅伝競走に名称変更
平成 7年(1995) 山梨学院大学が大会5連覇(第3回~第7回大会)を達成
平成10年(1998) スタート地点及び各中継所を変更
 スタート:出雲大社正面鳥居前
 フィニッシュ:浜山公園陸上競技場(6区間:43.1km)
1区 出雲大社正面鳥居前~出雲高浜( 7.2km)
2区 出雲高浜~出雲神立( 6.0km)
3区 出雲神立~斐川町立中部小学校( 5.7km)
4区 斐川町立中部小学校~平田市教育会館( 5.6km)
5区 平田市教育会館~鳶ケ巣城前( 7.3km)
6区 鳶ケ巣城前~浜山公園陸上競技場(11.3km)
平成13年(2001) フィニッシュ地点及び各中継所を変更。
 スタート:出雲大社正面鳥居前
 フィニッシュ:出雲ドーム前(6区間:44.0km)
1区 出雲大社正面鳥居前~出雲市役所前( 8.0km)
2区 出雲市役所前~斐川直江( 5.8km)
3区 斐川直江~平田市立図書館前( 8.5km)
4区 平田市立図書館前~鳶ケ巣城前( 6.5km)
5区 鳶ケ巣城前~島根ワイナリー前( 5.0km)
6区 島根ワイナリー前~出雲ドーム前(10.2km)
順天堂大学が大会史上2校目となる大会3連覇(第11回~第13回大会)を達成
平成19年(2007) 東海大学が大会史上3校目となる大会3連覇(第17回~第19回大会)を達成
平成20年(2008) 20回記念大会枠として、過去の優勝チームである大東大を招待し、22チームで開催
平成21年(2009) 平田地域のコースの一部を変更し、第3、第4中継所も変更。
 スタート:出雲大社正面鳥居前(勢溜)
 フィニッシュ:出雲ドーム前(6区間:44.5km)
1区 出雲大社正面鳥居前~出雲市役所前( 8.0km)
2区 出雲市役所前~斐川直江( 5.8km)
3区 斐川直江~平田中ノ島( 7.9km)
4区 平田中ノ島~鳶巣コミュニティセンター前( 6.2km)
5区 鳶巣コミュニティセンター前~島根ワイナリー前( 6.4km)
6区 島根ワイナリー前~出雲ドーム前(10.2km)
出雲駅伝20年史発刊

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